養分

試練与えては試す神たちをいつの日か超えてゆける

初級じゃないキャノンボールの話 その2

crumblingdn.hatenablog.jp

これの続き、というかタイムオーバーしてるので参考にならない装備の話

CANYON Ultimate CF SL
コンポーネントSHIMANO ULTEGRA 6800
ホイール:MAVIC KSYRIUM ELITE
タイヤ:PIRELLI P ZERO VELO 25c
サイコン:LEZYNE SUPER GPS
フロントライト:CATEYE Volt800、LEZYNE LITE DRIVE 700、Gentos AX2
リアライト:CATEYE RAPID3 AUTO、CATEYE RAPID3

トップチューブバッグ:LEZYNE ENERGY CADDY XL / アミノバイタル顆粒*7、塩飴*10、モバイルバッテリー、Bluetoothスピーカー、ワイヤロック
サドルバッグ:オルトリーブ サドルバッグM / 輪行袋、モバイルバッテリー、ワイヤロック
ダウンチューブ下ツールケース:ツールセット、チューブ2本、タイヤレバー

ブルベに出る時と大体同じ装備で臨んだが輪行袋はちょっと余計だった気がする。あとは削るとしたらワイヤロックを1本にする、フロントライトを2灯に減らすくらいか。それでもまだちょっと多い気はするけどこれ以上はちょっと怖いかも。

服装はモンベルジオラインの上に半袖ジャージを2枚重ね、下はパールイズミコールドブラックタイツに防寒用の薄手ハーフパンツ。股ズレとか首が上がらなくなるとか大きな問題は発生しなかったけど、さすがに500km以上走ると尻は痛くなる。指ぬきグローブは分厚いパッドが入ったROECKLのやつ。300kmブルベで特にダメージがないことを確認できていたが、500kmでも手のひらにダメージが来ることはなかった。ちょっと脱着がしづらいけどこのグローブは優秀。
最低気温は3時台の本宿で9度、最高は由比での30度。上記の服装に加えて薄手のウィンドブレーカーを持っていたけれど、1ケタ台の気温は寒くもう1枚欲しかった。この時期のウェア選定が難しい。

ボトルはVAAMを溶かした水に粉飴を適当にドバドバ投入したヤツを2本(650ml+550ml)装着。片方は間違えて粉VAAMに加えて1L用のBCAAドリンクを足してしまったのでとんでもない味になった(適宜水で薄めたけど最後まで飲み切れなかった)。ELITEのFLYボトルは軽量化にステ振りしすぎてて飲みにくい。
アミノバイタル顆粒は大体100kmおきに接種。これは普段のライドからやっていることで、なんとなく脚に聴いているような気がする。プラシーボかもしれない。

・ルート
LEZYNEサイコンのナビが割とクソなのでブルベではキューシートで走っているが、今回は事前の地図読み以外は特に準備しなかった。大阪発の場合、関宿でR1に合流するまでの右左折ポイント(そんなにない)を頭に入れておけばその先は基本的に東海道のみ、天竜川を渡ったらその後はバイパスに入らないと覚えておけば何とかなる。ただ達成ベースの時刻表は事前に作っておいた方がよさそうで、普段は作っているのに今回はなぜ作らなかったんだろう…

・反省点
とにかく休憩が多い。コンビニストップは7回で想定内なんだけど、適当に出発したせいで睡眠管理が適当になり道中3回計1時間以上はその辺のベンチで寝ている。寝れる場所を探すために走ってるレベル。前日の睡眠2時間+新幹線内で寝たくらいではいくらなんでもムリがあったというか無計画過ぎるのではと自分でも思う。走行時間21時間は達成者と比べて長いわけではないので、睡眠時間不足がこの結果につながっていると思われる。いつも眠い。

・まとめ
前述のとおり割と軽い気持ちで出走してしまったが、実はこの時点では500km以上を走るのは初めて。ミスコースやトラブルも事故もなく無事に帰ってこれてよかった。眠かったのは自業自得だが、眠いのと三重県が暗くて怖いことを除いて、夕方出発のデメリットを感じることはなかった。何時出発が有利~みたいなのは結局その人のリズムによる気がする。
キャノンボールは人間やめた、もしくは達成することで人間をやめてしまう方々の遊びだと思っていたが、思っていたよりもいい記録が出てしまった。次回やるとしたらしっかりと睡眠時間を確保した上で脱人間チャレンジしたい。

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