養分

試練与えては試す神たちをいつの日か超えてゆける

BRM319横浜あおばスーパー200 鶴鶴鶴

www.vcraoba.yokohama

 

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スーパーな坂しかない。

 

■ Start 沢谷戸自然公園 ~ 通過チェック 巌道峠 (49.3 km)
最初にして本ブルベ最強の峠である巌道峠(2.1km 平均勾配15%)
巌道峠までは体力温存しておきたいなあという気持ちはあれど、実際は道志みちまでのアプローチや道志みち本体(両国橋からの登り返しとか)でジワジワ脚を削られる。

写真もないしGoogleストリートビューもない(そもそもGoogleMap上では道が存在していない)ので様子を伝えられないのが残念だけど、道志みちから逸れて50mくらい進んだら急に壁が出現して1ケイデンスごとに気合を入れないと脚が回転しなくて落石はすごいし洗い越しはあるし道は狭くてガードレールがなくて落ちたら死ぬようなところが巌道峠。

たった2kmに30分近くもかけて登ったら峠への入り口間違えた方が何人かいて「写真チェックの場所どこですか?下!?ウワァー!」ってなりながら下ってた。がんばって。

自分は自分で下りで稼がないとという気持ちがはやり過ぎて石に乗り上げスネークバイトというお手本のようなパンクをする。
このチューブ交換でバーチャル貯金が一切なくなりこの後常にタイムアウトに怯えて走ることに…

 

■ ~ PC1 セブンイレブン都留井倉店 (76.7 km)
巌道峠を終えてあとは下り…といかないのがあおばのブルベ。少し下って新金波美トンネルまで登り返す。

そのあとは秋山村中心部まで出て下り…ではなく新雛鶴トンネルまでまた登る。
最初の20km過ぎてから上りと下りしかなくて厳しい。ついでにクローズ時間も迫ってて厳しい。(貯金約20分)

 

■ ~ 通過チェック 談合坂SA下り (98.0 km)
PC1からはしばらく下り基調で鳥沢でR20逸れてからはちょっと上るくらいだったよな…って思ってたら全然ちょっとではなくかなり登ることに…(2km 平均勾配8%)。
とっくの昔に脚は使い果たしてるので絞りカスみたいな速度で登坂して息も絶え絶えで談合坂SAに到着。
自転車でサービスエリアに突入するワクワク感的なものはあったものの、それ以上に疲れてて頭が回らずSA内の売店を求めて彷徨う。露店ありスタバありドッグランありでちょっとした田舎のイオンみたいになっててみんな楽しそうな中、グロッキーな顔をして補給を求める反射ベストのお友達御一行はちょっと面白い光景だった。
貯金は相変わらず20分しかないけどこの先50kmコンビニがないので自分も補給。まだ100kmしか走ってないのにこの疲労具合+この先のコースのことを考えると本当にタイムアウトしてしまうのではないかと不安になる。

 

■ ~ PC2 セブンイレブン奥多摩古里店 (153.0 km)
ラスボス鶴峠。小菅村から上ったことはあるけど反対側から上るのは初めて。
ルートラボで見た感じだと1つ目のピークまでは楽…だと思ってたらピーク直前2km付近から10%程度の直登が始まって死ぬ。
1つ目のピーク下って鶴峠本体まではそんなになかったはず…と思ってたらそこそこ長くて死ぬ。
自分を抜いて行った参加者が気が付いたら真上にある道にいるのを見た時は心が折れそうになったけどサイコンの距離を見ながら無心でなんとか鶴峠をクリア。やっぱり頂上で貯金20分くらいだった。

 

■ ~ Goal 三輪コミュニティセンター (205.8 km)
PC2の時点で貯金1時間あることを確認しようやくタイムアウトの影から逃れることができて安堵。したのにアホだから下りは踏んでしまうんだけど継続して踏む力が終了してて10秒踏む→休むの繰り返ししかできない。
それでもそれなりの速度で進むので下り基調信号少な目というのはストレスがなくていいですね。

なんて考えてるうちに多摩モノレールが出現して百草園を抜け尾根幹を横切り渋滞にハマりつつゴール。


スタッフさん「明日(道志みち200)もエントリーされてる方結構いますよ」
ぼく「えっすごいですね」
スタッフさん「でも明日は楽なコースですよ」
ぼく「や、河口湖まで行って帰ってくるだけとはいえ獲得標高3000mありますよね」
スタッフさん「HAHAHA」
みたいな会話が行われてやっぱりあおばは何かおかしい。

 

■まとめ
・インナーローが 39*28 で山岳を戦うと脚が取れそうになるのでせめてフロント36Tを入れましょう。
・最初に激しすぎる峠を通ると10%くらいまでの斜度なら「楽な方」と精神が錯覚する。
・あおばスーパーシリーズ完走できたという自信がついた。
・300、400、600のスーパーシリーズ完走の自信がなくなった。
・VCR横浜あおばのスタッフさんありがとうございました。

走行距離:207.22km
走行時間:9h 46m 15s
平均移動速度:21.2km/h
獲得標高:3499m

 

ゆいかおりLIVE TOUR「Starlight Link」仙台公演

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幕間映像とかMCもなかなか凄かったけど曲に焦点当てて書きます。

01 星降る夜のハッピーリンク
02 Shooting☆Smile
03 PUPPY LOVE!!
04 恋するストール
05 Rainy Day
06 B Ambitious!
07 君のYELL
08 LUCKY DUCKY!!
09 オリオンからのメッセージ
10 もうひとりの私
11 Telephone Call
12 Calling Calling
13 NEO SIGNALIFE
14 Future Skrike
15 駆け抜けてBlue
16 Intro Situation
17 カナリア
18 Promise You!!
19 真夏ハプニング
20 君が世界で世界は君で
21 Ring Ring Rainbow!!

・星降る夜のハッピーリンク
定番のラスト曲になってた時期があったので初っ端に来るのはかなり意外に感じたもののツアータイトルを考えるとここに持ってくるのもアリか。「最後にみんなで楽しく終わりましょう」的なイメージが強い(歌詞を読み解くと夏織ちゃんが歌いながら泣き出すほどにはそんなことはない)のでいきなりこれで始まることに慣れるのちょっと時間かかるかも。

・Shooting☆Smile
唯ちゃんを見つめながら2番Aメロ「秘密だよと君が恥ずかしそうに~」と歌う夏織ちゃんを全幅の信頼を寄せてる顔で見つめ返すところが死ぬほど好きで毎回死んでる。強くなりたい。

・Rainy Day
名古屋公演では marble だったのを後で聞いてちょっと残念かなって思ったけど、この曲はこの曲でしっとりとしたいい雰囲気があって好き。何より2人の声がいつも以上に綺麗に聞こえるので良い。

・B Ambitious!
ラジオでフル尺が流れたのを何回か聴いた程度だったけど難しい。
LUCKY DUCKY!! と同系統の曲だって思ってたけどこっちの方がより特殊な構成だったりスタッカートが気持ちよかったりで楽しい雰囲気。まあ LUCKY DUCKY!! もライブだと異常に楽しいんだけど。

・Telephone Call
歌の表現力、柔らかな腰の使い方をはじめとするダンスのキレ、このポイントが突出してすごいというのはないんだけど、全てがレベルアップした Telephone Call。
これが石原夏織だ、というのを知らしめるようなパフォーマンスに圧倒された。

・Calling Calling
特別好きな系統というわけでもないけどタイトル通り互いに呼びかけ合うようなパート分けで好きになっちゃう。夏織ちゃんがめっちゃカッコいい顔しながらコケてた。

・Future Skrike
ラスボスみたいな真紅のドレス(CDジャケットと同じ)に身を包んだ唯ちゃんが登場してそのものすごいオーラと共にものすごい曲がやってきて、いろんなインタビューでRaiseと重ねてこの曲を語ってた唯ちゃんの気持ちも押し寄せてきてなんか嵐が発生してるみたいだった。

・駆け抜けてBlue
・Intro Situation
カナリア
・Promise You!!
駆け抜けてBlue の「Blue」はまさに彼女たちの青春時代のことで学業と仕事の日々だったと思うけど「まっすぐな情熱」でどこまでも駆け抜けていった結果「夢の輪郭を存在に変え」て武道館にたどり着いたんじゃないかという個人的な見解があって、武道館の次のツアーで心身ともに大人になった2人がこの曲を歌っているんだ、と気付いて震えてた。
震えてるのに Intro Situation のイントロが聞こえてきて涙が止まらなかった。

MCを挟んでカナリア
落ちサビの「ずっとずっと一緒に行こう」で正面を向きながら夏織ちゃんが差し出した手を唯ちゃんが握り返す箇所がお互いの顔を見つめ合う形に変わってて、お互いの手の位置全く確認せずに握り合うのはゆいかおりの関係性を表現しているようで良かったんだけどこれはこれでアリ。

カナリアで2人の今までとこれからの関係を確認したあとに「キミと行こう 駆け上がるよ Next Stage」なんて歌詞が入った Promise You!! が来ることでカナリアが今まで以上に神聖な存在になるとは予想していなくて、今までの「良い曲だとは思うけど個人的にあまり刺さる曲ではなかった」この曲の印象がかなり良くなった。

全体を通して一番印象に残っているのがこの4曲の流れで、ゆいかおりのライブで感動が楽しさを上回るとは思わなかった。アンコールも楽しかったけど駆け抜けてBlue~Promise You!!の余韻というか衝撃が残ってていつの間にか終わってしまっていたくらい。

今回はMCで2人も話題にしてたようにセットリストの展開を今までとガラっと変えてきていて、わちゃわちゃして楽しいゆいかおり(武道館はそうじゃなかったけど)からまた一つ大人になったステージを演じられたんじゃないかなという印象。
MCなどで2人で楽しそうに話してるのを見るとまだ子どもっぽいところもあるなとは思うけど、また彼女たちの新しい魅力を発見できて思い出に残るライブだった。牛タンもおいしかったし。
代々木第一体育館というこれまでにない大きなステージで輝きを放つ2人を見れるのを楽しみにしています。

・蛇足

BRM107東京200 いってこい伊豆網代

randonneurs.tokyo

1/7のブルベの話。

R東京はこの3連休全てブルベを開催していたけど予報では天気が良いのはこの日だけ。
自分がエントリしてたのもこの日だけで天気的な面ではラッキー。

と思ってた。

■自宅~Start(とどろきアリーナ
余裕をもって自宅を出発し、ゆっくり中原街道を南下し丸子橋を渡るところで反射ベストを忘れたことに気付く。

とても都内とは思えないペースで自宅までを往復する。焦りすぎてとどろきアリーナの場所が分からなくなり集合地点についたのは締切10分前。あわててエントリと車検を済ませスタート。
オタクはブルベの時間も守れない。

■~PC1(デイリーヤマザキ平塚北豊田店)
同じくギリギリスタートの方から「PC1まで一緒にお願いします」と声をかけられパックで進行。
一人は不安だったので非常にありがたい。平地は彼担当、上りは自分担当といった感じでペース良く進行。それでも長後街道に入るまでは厳し目。

長後街道を畠田橋から南進後も快走路が続き、なんとか30分ほどの貯金を作ってPC1に到着。
たくさんのお友達が休憩する姿にやっと安心感が生まれ、スタートからパックで走った方とお互いにお礼を言い合いここでお別れ。
こういうのはブルベならでは。ありがとうございました。

■~PC2(ファミリーマート熱海網代店)
PC1前後はブルベらしい信号も交通量も少なめの道でいい感じだったので何かに使えないかなって思ったけどブルベ以外で通ることはなさそう。
というか周りは畑と新幹線の高架しかないのになぜコンビニが2軒(どっちもPC)もあるのか。

たまたま同タイミングで出発した方と自然と協調することに。
やはり平地は彼担当、上りは自分担当になる。ただ彼は荷物を背負ってたので大型サドルバッグに変えるなり荷物を捨てるなりすれば恐ろしく速い方なのだと思われる。

そんな彼とも湯河原の有料道路分岐からの上りでお別れ。というか往路で一番キツいポイントに設定していたのでアタックをかけたら千切れてしまった。
その登坂中におそらく先頭らしき方とスライド。30分遅刻したとはいえ40kmくらい差がついてるんだけどナニモンなんだ。

熱海~伊豆多賀のトンネル回避ルートは個人的なライドにも使えそうだなとか思いつつ網代へ。
なぜかこの時点でもまだ焦っていて間瀬に行くのを失念。さようなら伊豆みかん。

■~PC3(セブンイレブン平塚北豊田店)
単純往復コースは景色が変わらないのと往路の下りを登り返さないといけないのが厳しい。

国府新宿でR1を離れたあたりから4日前に行ったフットサルの後遺症を感じ始める。筋肉痛だろうと思ってたけど肉離れだった。

■PC3~Goal(ローソン川崎新作一丁目店)
往路は時間を取り戻すことしか考えてなかったのであまり気にならなかったけど、中原街道の凶悪な設定(激しい高低差・谷底で必ず信号にかかる・渋滞)に殺され大幅ペースダウン。東京都区間もそれなりにアップダウンがひどいと思ってたけどその比じゃなかった。
メンタルはともかく体力的に一番厳しかったのはこの区間。正直2度と走りたくない(ブルベで走る)

■まとめ
反射ベスト忘れのせいで終始焦りながら走っていたものの、終わってみれば余裕をもって10時間台で完走。
過去2回参加したブルベは全行程の半分以上雨に降られていたので天気の良いブルベのありがたみが実感できた。でも中原街道は許さない。

最後尾スタートするとタイムアウトのリスクと引き換えにそこそこ追い抜ける楽しみを得られることを知るも、ハイリスクかつ自分が速くなったと錯覚するくらいのリターンくらいしかないのでなるべくやりたくない。というかそもそも忘れ物をやめましょう。 

走行距離:201.77km
走行時間:8h 07m 37s
平均移動速度:24.7km/h

初級キャノンボールの話

10/15 に初級キャノンボールに挑戦しました。

 

そもそもキャノンボールってなんやねんという話ですが、頭のおかしい人たちが東京大阪間(約550km)を自転車で24時間以内に走破するとか冗談で言い始めたのが本当に達成者が出ちゃって名前は洋画にあやかってキャノンボールにしようとかそんな感じになったヤツです。
東京名古屋間(約370km)を24時間で完走するのが"初級"キャノンボール

 

それまでの自身の最長距離が東京-仙台の360km(所要時間18時間半くらい)だったので箱根と金谷を考慮しても24時間は間違いなく切れるでしょうということで20時間を目標に3:07日本橋を出発。

 

 

自宅が品川区なので日本橋まで折り返すのが地味にめんどくさE

 

日本橋~小田原
日本橋-(R15)-横浜-(R1)-藤沢-(K30)-(R135)-大磯-(R1)-小田原

7兆回くらい走ってる道なので特になし。
藤沢バイパスの分岐で遊行寺坂下って浜須賀からR134に入るルートを初めて試してみた(逆方向した通ったことがなかった)けど高速巡航できて楽しい。
遊行寺から浜須賀まで信号が多いのはネックだけど平塚市街の信号地獄避けられるしずっとR1行くよりこっちの方がよさそう。

 

07:52 セブンイレブン小田原南町店(85.0km / 4:45経過)

 

■小田原~沼津
小田原-(R1現道)-沼津

湯本から元箱根は大体80分くらい。昔は宮ノ下まで1時間かかってたりしてたしこれでも速くなったんだよ…一番嫌いなところは宮ノ下交差点から小涌園
箱根峠三島側の狭隘区間バイパスを作るみたいな話は聞いてたけど山中城址付近を迂回するバイパスができてた。いろいろ工事中みたいなのでもっと下りやすくなりそうだけどバイパスした分斜度が増してるので上りは死にそう。
ダウンヒル大好き太郎なので攻めてたら後ろにいたはずの同行者が消えてた。後で聞いたらGarminの指示通り旧道通ってたらしい。かわいい。

 

11:20 セブンイレブン沼津大手町店(132.7km / 8:13経過)

 

■沼津~静岡
沼津-(K380)-檜交差点-(R1富士バイパス)-蒲原南IC-上原交差点-(R1)

過去にこの区間通った際は素直に東海道を走ったので富士市街の信号と交通量の多さにダルみがあったけど、檜交差点から脇に逸れていくキャノンボーラー御用達ルートを通ったら快適すぎて貝になった。
千本松原は路肩の広さとか信号の少なさとかだけど考えると神なんだけど眠くなるのでよくない。

 

 

新富士川橋から。車途切れるタイミング狙ったけど一生途切れなさそうなので諦めました。

初級キャノボの場合静岡駅でちょうど半分。24時間は余裕だけどこのペースで20時間はちょっと厳しそう。
のぞみが轟音で通過していく高架下のコンビニで休憩してたけど普通に家が高架横にあったりしてこんなんあるのに住むのつらそう。

 

14:02 ファミリーマート静岡吉野町店(187.2km / 10:55経過)

 

■静岡~袋井
静岡-(東海道)-袋井

静岡を越えるとすぐに宇津ノ谷峠への上り。いろんな人が「宇津ノ谷は峠じゃなくてただの坂」って言ってたけど自転車オタクの発言の8割はアテにしてはいけないので普通に峠なんだろうと思っていたら本当にただの長い坂だった。
ここで同行者が35km/hで爆走し始めて千切れる。あの、緩いとはいえ一応上ってるんですけど…
金谷峠は普通に峠道だった。ゆるゆる進んでたら終わったし下ってから小夜の中山トンネルまでの上り返しも一瞬だったのでそんなにツラミはなかった。

 

17:10 ファミリーマート袋井国本店(241.5km / 14:03経過)

 

■袋井~豊橋
袋井-(浜松バイパス)-篠原IC-潮見坂-豊橋

土地勘のない場所で暗いとよくわからんねみたいな話をしてた記憶。
浜松バイパスは本当に自転車通っていいのか的な雰囲気で少し躊躇したけど凹凸付きの白線以外は特につらい要素はなかったかな。時間帯にもよるのかもしれないけど35km/h巡航をしてたらほぼ全ての信号に引っかかってインターバル走みたいになったのでゆっくり30km/hくらいでよさそう。

浜名湖は暗すぎてなにもわからない。以前通った際は積雪+低体温で死ぬほどつらかった記憶があった潮見坂も短めの峠的な感じでクリア。
潮見坂を越えたあたりから異常に寒くなってきたので豊橋を過ぎたところで最後の休憩。

 

20:50 ローソン豊橋瓜連店(305.7km / 17:53経過)

 

豊橋~名古屋
豊橋-(R1)-松田橋-(伝馬町回避ルート)-神宮南-名古屋駅

寒いので負荷をかけて本宿に向けての坂を上る。斜度はちょうどいいくらいだったんだけど直登でいつまでたっても終わらないのでダルさが出てきたところで頂上を迎えそのまま下ってたら道の駅藤川が見えてあまりの眠気に耐えかね就寝。
24時間は確実に切れるし20時間も無理なのでダラダラしようと思ったけど寒さで目が覚める。愛知寒くないですか。

その後も変わり映えのない景色というか夜だから何もわからなくてタレてきて笠寺あたりでなんかつらいなと思ってたらハンガーノックになってた。
思い返せば藤川出てから特に補給も取らず寒いので飲み物も飲まずだったので当然の結果っぽい。
ゴール直前だけど死にたくないので神宮西のミニストップで最後の補給。知ってる市営地下鉄の駅とか名古屋国際会議場(オタクライブで何度か行った)が見えて気持ちが回復してくるうちにゴール。

 

 

半分経過した時点で日付変わるくらいに着けばいいやって思ってたけどそれも無理でした…

 

25:36 名古屋駅桜通口(372.0km / 22:29経過)

 

夜中だったのもあると思うけど特に名古屋走り的な危険は感じず。見通しのいい直線を100km/hくらいで飛ばしてる車がいてすごいなって思ってたら一瞬でパトカーが捕獲してて笑った。

 

■まとめ
ブルベペースでクリアできるし難所は箱根と金谷だけだと思ってたので割と悠長に休憩してたら休憩の分だけしっかりと遅くなってしまった。(信号停止含めて停止時間6時間はアホ)
休憩時間を少なくしてできるだけ長い時間抑え目に走るのがロングライドのセオリーだけど全く逆のことをやってしまったのは反省。や、普段とかブルベの時はすぐに出発するようにしてるんだよ…

 

"初級"キャノボの記事を検索すると移動速度はぼくと変わらないか速いくらいなのにマックで3時間寝ましたとかネカフェ入っちゃいましたとか本当にタイムトライアルする気があるのみたいなのが散見されてすごいなという気持ちになるので今回はほんと人のこと言えないけどロングライドはできるだけ休憩時間を短くしましょう。
「20km/hでも5分進めば1.6kmになってその差を詰めるのは大変」ってキャノボの偉い人も言ってた。

 

あとハンガーノックになったのは「ゴールが近くなると休憩しないで進むぞという気持ちが強くなり休憩しなくなるのと一緒に補給もしなくなる」っていう癖っぽい。

300km超えのライドでほぼ発動してるので気を付けます…

 

フルのキャノボもやってみたいという気持ちはあるけど今のままでは5万年たっても無理なのでまた来世。

 

走行距離:372.89km
所要時間:22h 29m
走行時間:16h 25m 52s
平均移動速度:22.7km/h